布袋さん
布袋さんって、平易な言葉だけれども、すごくかっこいい。
ケガで心配を掛けたということで、自分のHPで楽曲を無料ダウンロード。
そんな記事をヤフーで見かけて、ブログを覗いてみたら、
彼のかっこいい日常が描かれている。
ギター道とも呼ぶべき、ギターをプレイすることに対する姿勢。
加えて、その土台となるロックという美学?哲学?に対する想い。
ロックとは何ぞや?と考え続けているからこそ生まれる布袋さんの哲学。
その哲学が日常を貫いている。
こんな哲学の持ち主は、やっぱり素敵だ。
坂本龍馬もそうだけど、何かひとつのことに対して、熱中し、極めるほどに打ち込んだ人物は、そのひとつのことから、様々なことを学び、自分の哲学として確立する。
そして、そんな人間の哲学には共通するものがある気がする。なんだか、みんな、すごくかっこいい。
ブログには素敵な言葉がありました。
「きみが生まれた日がパパの生まれた日でもあるんだよ」という完璧に記憶を頼りに書いているので、全文一緒ではないと思うけど、たぶんニュアンスはこんなところ。
あと誰かの言葉を引用していた「美とは演じること」。美というのは、演じること。美とは、自分の理想の姿。自分の理想の姿を演じるということ。それは相当、苛烈な気がする。でも、その苛烈なことに挑むからこそ、そこに美が生まれる。この言葉から、すぐに武士道を思い浮かべた。
ロックも、武士道も、結局は自分の理想の姿を追求するための補助具。
そんなかっこよさを備えた人間になりたいものだ。
ハートロッカー
アカデミー賞ということで、観てみました。
爆弾処理班の日常を書いた映画。
戦争って、こんな感じですよーって描いた作品。
なので、特に、これといった見せ場があるわけではなく、
涙や感動を誘うストーリーがあるわけではない。
撮り方も、ドキュメンタリータッチの演出なのか、
ぶれぶれな映像を使っており、正直酔ってしまい、気持ち悪くなっちゃいました。
音楽も、ヘリコプター音とかが、リアルな感じで使われており、
脈絡とも関係なく、リアルな音としてヘリコプターの音が挿入されている。
とにもかくにも、なんだか、不快感の残る映画でした。
もっと、ハッピーになったり、涙したりする映画が、やっぱり映画だよなぁという想いを
強くしたあんまり楽しくないアカデミー受賞作品でした。
アバターのほうが、ぜんぜん面白かったぜー
なんでだろう
今日は気持ちのよい暖か陽気。
ちゃりんこ試運転ということで、墨田公園⇒スカイツリー⇒浅草⇒秋葉原⇒神保町という感じで、ぶらぶら東京探索。
墨田公園、もはや葉桜だったけど、あの橋からの眺めは満開時、すごく綺麗だと思う。来年はいくべし。
スカイツリーは、観光客がたくさんいました。たぶん、スカイツリーまで付近のマンションは値上がりしているんだろうなぁ。
秋葉原は、アキバっ子がところ狭しと道を占領していました。あのパワーはポジティブに決まってる。すばらしいオタク文化。
ひとつ疑問が。
秋葉原は、電気街。御茶ノ水は楽器街。神保町は本屋街。
なんで、こんなことになるのでしょう。
ひとつの街に複数店舗を固め撃ち。どういう効果があるの。
相乗効果はあるだろう。
なんで、秋葉原=電気、御茶ノ水=楽器、神保町=本の組み合わせなんでしょうか。
街の成り立ちに不思議を感じた、ぶらぶら探索でした。
何かを極める大切さ
坂本竜馬は、剣を極め、日本を動かした。何かを極める大切さを、考えてみる。
梅田さんの本を読んでいたら、こんな感じの一節があった。
「ハッカー集団においては誰かが書いたコードの良し悪し、プログラミング能力のレベルは一発で見抜かれる」
ハッカーとは、実は悪い人という意味ではなく、優れたプログラマという意味だそうです。というぐらい、IT音痴の僕が上記の一節に出会ったときの理解の仕方は、サッカーというフィールド内に持ち込んで理解する。
ハッカー集団=サッカーのうまい人たち。
このサッカーのうまい人たちに、一応10年以上サッカーをしている僕を当てはめる。すると、僕でも、トラップ、パス、いや蹴り方を見れば、彼がうまいかどうかは判別できる。
決して、サッカーを極めたわけではないけれども、何かをずっと続けていると、見抜けるようになるスキル。
そして、このスキルを理解している僕は、上記の一節に出会った際の思考は、「ハッカー集団?ようわからんなー。でも、コード見ただけで一発で見抜かれるレベルかぁ。と考えるのであれば、トラップ見れば分かる感じと似ているなぁ」と発想するわけです。だから、上記の文章の世界もなんとなく想像ができる。
たぶん、ピアノをやっていた人であれば、鍵盤への指の置き方ひとつでわかるかもしれないし、水泳やっていた人であれば、体つきだけで、速さまで分かっちゃうかもしれない。
でも、こういう何かを、トコトンやっていない人は、どうだろうか。上記みたいな文章の世界をどうやって理解するんだろう。ハッカー?コード?一発で?わかるわけねえだろう。みたいな感じかもしれない。
とにもかくにも、何かを継続的に一生懸命やることはいいことだと思った次第です。